あの日からのルール

2017/06/21 Wed 08:09

晴れた日、快晴の日。
よい天気だねぇと、人はいう。
わたしも、そうだった。

でも、あの日に、決めたのです。
晴れ=良い天気 と、もう言わないようにしよう。。。そう、自分のルールに加えました。


平成29年3月9日木曜日 岩手県高校入試の日。

それまで、冬にしては、降雪もなく、晴れ間の続く「よい天気」でしたが、よりによって、当日は、朝から降雪に。ときおり、強い風も吹きます。

「昨日まで、良い天気だったのに、なんでまた、今日、こんな悪い天気になったんだろう」

起床後、そして、次男が移動しているであろう時間帯も、思っていました。
加えて、送り出した後、2つのミスに気が付いたことで、少々、気分も重く。。。。

・時計を貸すのを忘れたこと(タブレットやスマホ使いで、時計の重要性を知らないから)
・電車やバスでの移動中は、勉強しないように注意すること(夢中になり、降り損ねることがあるから)



電車、バスと乗り継いでいく志望校。
時間があるとはいえ、いまさら、教科書を開いたとしても、頭に入るわけがない。
土地勘がなくて時間が読めないのと、緊張で、乗り過ごすこともある。

ああ、言うの忘れちゃったなー。
でも。。。。。。。
あいつは、なぜか、運がいいから、困ったことが起きても、きっと、誰かに手を差し伸べてもらえるはず。
それに、賭けよう。


電車で遊びに出かけ、乗り遅れた~と思うと、その電車の遅延で乗れたり、
ああ、忘れた~!と思うと、隣の席の子が、2つ持ってきたから、貸してもらえたり。
そういう場面が、たくさんある子だから、きっと、今日も大丈夫。
不安と幸運への期待が、交互に繰り返します。


受験の終了時間は、面接試験の進行状況にもよるので、帰りは迎えに行くことにしていました。

「おかあ、オレ、今日、受験できないかと思った~」と、帰りの車に乗るなり、開口一番。
でも、こうして、受験を終えたということは。。。。。ああ、今日も、誰かに助けてもらったんだな。

わたしは、次男の話を、黙って聴き始めた。
膝の震えを隠しながら。
こんなことってあるのだろうかと、心臓の鼓動を感じながら。

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おまじない

2017/06/19 Mon 08:09

15歳の次男が、小学2年のとき。。。。。。ちょうど8年前のこと。
いつでも、どこでも、機嫌のいい次男が、ぶすくれて、帰宅。
その日は、なにかの発表の練習のため、体育館で授業だったらしい。
順番待ちしているところに、S君が来て言った。

「5二郎(ごじろう)、ちょっと、こっちに来て、秘密の部屋がある」

なすがままに連れていかれたら、S君は、どこかにいった。
そこに、呼んでも返事をしない次男を探しにきた担任は、次男を大きな声で怒鳴った。

「そこに行きなさいと、誰がいいましたか?
待っててと言った場所に、なぜ、居なかったの?」


「Sくんに、連れてこられました」

「Sくんはいませんよね?どうして嘘をつくの!」

「ごめんなさい」

Sくんは、にやにやしたまま、遠くから見ていたらしい。

2年生だから、もう、これ以上、言えなかったと思う。
泣かない子どもなのだが、よっぽど悔しかったらしく、機嫌は、すぐに直らなかった。

一応、全容を聞き書き。
私は、記録する。
ある時期から、聞き書きして残すようになった。
子どもは(いや、大人もだけども)自分の都合のいいことしか言わない。
聞き返しているうちに、変わることもある。
だから、書く。

自分の不満を伝えるとき、人は、正しさばかりを優先する。
誰もが自分を正しいと思って生きているから、それでは、交わることはない。
正しさではなく、正確さ。
正確に伝えるためには、記録しかないのです。



どうやら、次男には非がないようだ。
ちょうどそのとき、TVで、17年の冤罪から、晴れて出所してきた人の報道がされていた。

あのね、絶対、自分は悪くないと思ったら、絶対、謝ってはいけないよ。
謝ったほうが、はやく、その場から離れることができる、自由になれる、楽になれる。
でも、そうして、悪くないのに、謝ってしまって、17年間、このおじちゃんは刑務所に入れられたんだよ。
その間に、おかあさんは、死んでしまった。
17年間だよ。
時間は、もう、戻らない。
だから、自分が悪くないときは、絶対に謝ってはいけない。

もし。。。もしも、信じてもらえなくて、今日のように、わかってもらえなかったときには、
おかあさんは、どんなことしても、絶対に助けてあげる。
何日かかっても、何か月かかっても、何年かかっても、助けるから。


こまったときは、「おかあさんっ!」って、でっかい声で叫ぶんだよ。
恥ずかしかったら、心の中でもいい。
とにかく、「おかあさんっ!」って、大きい声で叫ぶこと。

そしたら、おかあさんは、助けてあげる。
それは、おかあさんの姿じゃないかもしれない。
いろんな姿になって、助けにいくから、必ず。

これは困ったときの、おまじない。
ただし、このおまじないは、人に意地悪したり、人のせいにしたりしていると、きかない。
それをしない限りは、効き目があるから。



S君か。。。。。
私と同じように、人様も、わが子を大切に育ててきたのだから、否定してはいけないのはわかっている。
だが、どうしても、私は、その子を好きになれなかった。
一言でいうと、「いけ好かない」

次男をハメた。
「やりそう。。。」 
まず、最初に、そう思った。

時間を見計らって、お会いして話したいことがあると、担任に電話をした。
電話では、だめだから。
ちゃんと、目を見て、生身で話した方がいい。
すぐに来てくれというので、出向いた。

ノートに書いた通り、お伝えした。
先生は、真っ赤な顔をして、事情も確認せず、指導してしまったことを謝罪した。
って、わたしは、謝罪を望んでなかったんだけども。
ま、新学期になって代わった担任は、THE強引。
小さいんだから、私のいうことを聞いていればいいのよ。。的なやり方。
ま、それも、時には必要。
でも、それでは、今の子たちは、息切れしてしまうと思うのだが。

子供の世界においての不平不満は、できるかぎり、早いうちに解決したほうがいい。
あとを引くようでは、なかったことにしてはいけないと、思う。
被害者は加害者になる可能性も、ある。
こんなことされても、咎められないのかと、ならば、自分もこれぐらい、いいだろうと、タカをくくる。

子どもの不平不満を侮ってはいけない。
小さな不満が、積もり積もって、他者を攻撃するようになる。
決して、「我慢しなさい」で、片づけてはいけないと、わたしは思う。



翌朝、2人は、先生に呼ばれたという。
「昨日のことなんだけど。。。」と、話し始めた途端、Sくんは号泣。
おかあさんには、言わないでほしい、と号泣したらしい。

なんだかねー。
ま、そういう子だったんです。



「おかあさんっ!!」と叫ぶと助けてくれる、おまじないは、その日が始まり。
次男は、この日から、何回、おまじないを使ったかは、知らないけれど、私は、あの日も使ったと思っている。

この日から、8年経った、あの日も。

<続>


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真逆に生きる。

2017/05/10 Wed 07:20

”SNSを休もう”

で、ほぼ、1か月。

次男の小5のときから中学卒業までの写真の整理
(なんと!ずっと、アルバムに貼ってなかった)
洋服の整理
洗濯機の掃除
水洗トイレの分解掃除(結構、簡単にできるんです)
化粧品周りの整理整頓

きれいにするものが汚くてどうする?
やることは、たくさん、ありました。

で、
全く、スマホに触れなかったかというと、そうではなく。
子どもとの連絡手段には必須なので、触れてはいました。
インスタグラム(IG)は、地元のお店の情報のみに活用。
わたしには、それだけでよかったみたい。
インスタグラムに、魂を吸われてたらしい、実は。

以前の私のパン作りの手順は、
ノートにレシピを書いて写真を撮る→印刷して貼り付ける→反省点を書く。
そんな流れでしたが、IGは、それらに代わる画期的なものでした。
まったくの自己記録だけ。
が、やはり、そうもいかなくなります。
コメントを頂けば、返事をして。
そのやり取りは、短時間なので、そのスピードも、せっかちな私には便利。
そして、そこで、新たに出会った人々も宝物になりました。

しかし、なにかが、モヤモヤする。
選び、選ばれがエンドレス。
コンサート。。。あ、今は、ライブっていうのか。
立ちっぱなしのライブに、ずーーーーーっと、参加しているような感じ。
座りたいけど、座れない。
座ってしまったら、空気ぶち壊しじゃないか?と思われるかも。
ああ、けど、座りたい。
足がパンパンなのよ。


共通の趣味を持った人々との交流は、楽しい。
刺激を受ける。
でもね、わかるんですよ。
そこには、競争心、妬み、を押し隠したものが、うごめいている感が。
もちろん、純粋な感情もあります。
ですが、なんとなーく、モヤモヤするって、そこなんじゃないでしょうか。
私は、自己記録として割り切っていたので、ステージからは、さっさと退散していましたが、
やはり、フォロー、フォロワー数というのは。。。モヤモヤする要因ではないかと。


バカ正直な私は、本当にいいなと思ったのにしか、反応しませんでした。
だって、本来、そういうものでしょう?あの♡マークって。
パンは素敵なセンスで、数えきれないほど提案されているのに、
弁当は、なぜ、お世辞にも「美味しそう」と言えないものを載せるのか?
反応できなかった。
しかし、それは、失礼なのかも。。。
ああ、面倒くさい。

加えて、人々の写真にも、つねにモヤモヤ。
それが、間接自慢承認欲求に対してだったのだと、気が付いたのは、つい最近のこと。
突き詰め型のワタシには、
見てみぬふりができないワタシには、
こういう、どっちを主役にしたいのか、どちらを評価してほしいのかわかんないのは、合わないんだなと。

気にしなければいいのでしょうが、イナカモノの私は、間接自慢を見るのも、するのも苦手みたいです。
常に、頭のどこかに、「岩手に住んでるアタシが、こっ恥ずかしい」って、ある。
岩手を毛嫌いしてるわけでも、卑下してるわけでもなく、でも、実際に、よく言われたもんでね。

ダイソーって、100円ショップあるんだけど~(岩手にもあるよ)
ヤマダ電機っていう電気屋。。。あ、ある?(ありますよ)

所詮、岩手というのは、そういう立ち位置なんだと思っています。
だから。。。。。私が気取ったところで、タカが知れている。
そういうのは、似合う方にお任せ。
嫌味でもなんでもなく、本当に、そう思います。

私は、わたしなりに。
さりげな~く見せたい対象を、もや~っと映さず、はっきり映してゆく所存です。
THE 宣言!
その辺を、ご承知おき頂きたい。

間接自慢じゃなく、直接表現、直接自慢。
IG仕様とは、真逆に生きる。


直球自慢は、スカッとして、気持ちいいもんですよ、実は。
会社員時代、そして保護者のなかにもいましたが、
自慢したいのを愚痴もどきに変換して表現されても、相手のしてほしい反応を、推し量れない。

だから、私は、直接表現。
ディスリとか、なしね。
嫌い光線を、わざわざ、残さなくとも、よろし。
ここはスルーして、好きなところで、そのエネルギーを使いなさい。


IGは、もう、更新は、いたしません。
地元のお店の情報収集を中心として、存在するだけです。
って、IGをしてる人を、批判しているのではないです。
私も居たし、今も居るし。
仕事での活用には適してると思う。
宣伝効果、判断基準の参考にしやすいから。

そして、メール(LINE)をやり取りするほどの仲ではない、
遠くの友人・知人の、お子さんの成長を確認できるのが、とても便利で、うれしい。
だから、気負いなく活用しようと、あらためました。

こういう人間が、ひとりくらいいても、よかろう。

そんな結論を出したとき、タイミングよく、好きなコラムニストの本と出会う。
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「インスタべーション」だなんて。
そうそう、他人の人生に振り回されないで、自分の人生を生きよう。

顔も見たことのない人々から、認められなくてもいいの。
家族がおいしいと評価してくれれば、いいの。
なにより、私がパン焼きを楽しんでることが、大切。

そして、これまで通り、
何かがあったとき、わたしの子どもたちの支えになってくれる、身近な人々を大切にしていこうと思っています。
それは、そこだけで終わらないから。
遠く離れた、わたしの大切な人々にも、くるくる、廻ってゆく。


ばななさんの呼吸が、私には、一番、合うな。
再び、読み返してます。
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長々とご清聴。。。ご視聴、ありがとうございました。


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桜便り。

2017/04/29 Sat 11:28

チューリップが咲き始めました。
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水仙も。
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わたしと子どもたちの母校への通学路の桜並木。
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贅沢な通学路だったんだなーと、今、思いました。
残念ながら、曇り空と晴れ間が、交互にやってくる、不思議な天気。


見上げる。
P1360678.jpg
曇っていても、きれい。

見上げる。
P1360685.jpg
スマホ首のワタシにとっては、つらい体勢。


見上げ続ける。
P1360681.jpg
あ、晴れてきました。



1本だけですが、圧巻。
P1360686a.jpg

白い桜も素敵だ。
P1360688a.jpg

4月になっても、寒さが続いたので、
例年より、ちょっと遅いですが、いまが、岩手の桜の時期です。
これが、普通。

こんなに桜が周りにあったとは。
身近な周りも見ないで、今まで、私は、何をしていたのでしょう。


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おしらせ

2017/04/07 Fri 18:03

つたなく、
自己マン、
自己顕示欲、
満載の当ブログに、いつも来ていただき、ありがとうございます。

ちょっと、お休みします。

これといった嫌な出来事も、なにもなかったのですが、
繁忙となり、すこし、ネット環境から離れたら、見えることがたくさん、ありました。

ネットとわたし
スマホとわたし

これは、ここ10年来、
スマホが登場してからは、ほぼ毎日、考えて、立ち止まり、でも、手離せず、再び、考え。。の繰り返しでした。


人生は短い。
スマホを、握りしめて、朽ち果てたくは、ない。
あってはならないと思う。

年上の友人と、そんな互いのモヤモヤをやり取りしていたところ、
その友人の息子さんの言葉で、わたしの心が決まりました。

「めんどくさい~その年で、そんなこと、やっとるの?高校時代になかったものは、一生必要ないと、僕は思うな。」

インターネット
パソコン
スマホ

なかった。
遠くの他人とつながるのは、文通のみ。

ついでにいうと、岩手には、当時、フジテレビ系列の放送局はなく、
「笑っていいとも!」は、夕方4時に、TBS系列の地元放送局を観ていました。
ゲストによって、いいともが観たいときは、1本早い電車(汽車でしたけど)で帰宅した。
(ココを知っている方は、わたしと同年代)

それでも、一向に、不便ではなかった。
こんなもん、と思っていました。


知らないことを、知るって、たのしい。
繋がることができるって、うれしい。

でも、それは、シアワセなことか?

便利なものを活用していたはずが、いつの間にか、縛られていた気がします。

と、また、このようなことを書くと、妙な輩が、どこからか湧いてきますが、
これは、わたしのシアワセの考えですので、ご承知おきください。

わたしも、ほどほどにすればよいとわかっているのですが、
モノとも、人とも、出来事とも、丁寧に付き合いたいと思っているので、その、ほどほど加減さを掴めないのです。
楽しいです~なんて、コメントを頂くと、
お?そう?。ならば、できるだけ、毎日、更新しよ! などと、思うわけです。
日本国の水道と同じ、出しっぱなしOK。

楽しんでいました。
ブログ。。。SNSを通して、貴重なつながりも持てましたし、
なにより、いい意味での緊張感が持てて、パン作りが出来ました。

いまも、細々と焼いておりますが、緊張感がないため(撮らない、載せない、ので)、
ゆるゆるなパンが焼けるようになってしまって。
そこが、残念なところです。
ブログに載せるというのは、スケベ心だけではなく、いい緊張感だったのですね。

清濁併せ飲んでこそ、大人というものなのでしょうが、私は、まだまだ、大人ではないようです。


再開の目途は、不明です。
1週間後か、
1か月後か、
半年後か。
1年後かも知れない。

したくなったら、します。

ということで、ごきげんよう。



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